「誰も死なせたくない」と思う者、「犯罪者は死んで当然」と思う者。
反発しあう両者がバディを組んで事件解決へ!
お互いの気持ちが絡み合い、共に成長していくヒューマンドラマでもある。
それぞれの「人の命」に対する考え方に変化が・・・。
主な登場人物
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神御蔵一號 | 向井理 |
元警視庁田園調布警察署洗足交番勤務。 NPSの隊長・香椎にスカウトされ、NPS隊員となり階級は巡査。 ボクシング仕込のパンチを武器に、素手で相手を制することを得意とする近接戦闘のスペシャリスト。 独断で飛び出すことも多々あるが、とっさの瞬発力と集中力に秀で、一瞬の状況判断で窮地を脱する天性の能力を持つ。 |
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蘇我伊織 | 綾野剛 |
狙撃班狙撃手。 SATからNPSに出向、再びSATに戻る。 「神業」と称される狙撃力を誇る。 射撃の腕前を買われて特殊訓練員となり、SATの狙撃手として大抜擢された。 射撃待機態勢を何時間でも維持できる集中力・耐久力を持ち、高い洞察力と格闘能力持つ、SATの理想を体現しているような人物。 |
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棟方ゆづる | 吹石一恵 |
一號の幼馴染で看護師。 | ||
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古橋誠二朗 | 池内博之 |
工作班担当で小隊長、警部補。 情報収集能力に秀で、またFBIでの訓練経験もあるネゴシエイタースキルの持ち主。 身体力・隠密性も高く、水中からの奇襲・射撃などを得意とする。 |
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速田仁 | 平山浩行 |
NPSの副官で警部。 ほとんどの人間に無愛想で近寄りがたい印象を与えるが、その胸の内に誰よりも強い警察官としての矜持を抱いている。 元SIT所属の二輪部隊で追跡・尾行を務める走りのエキスパート。 |
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梶尾竜一 | 高橋努 |
警備犬ハンドラー、巡査部長。 警察犬・ポインター3号を相棒とする追跡捜査のプロ。 変装も得意としており、潜伏犯の追跡・発見に高い実力を発揮する。 |
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嵐悟 | 平山祐介 |
SAT突入第一班の突一で警部補。 SATであることを誇りとし、どんな過酷な命令であろうとも一歩を踏み出す覚悟を持っている。 豪快な性格で曲がったことを嫌い、命令されたことを全力で尽くす。 |
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山中一郎 |
本宮泰風 |
SAT副官、警部。 香椎がSATを辞めた後で副官になった。 相手の行動、言葉を巧みに読み取り自分のペースに丸め込んでいく。 |
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上野耕司 | 渕上泰史 |
突入第二班、巡査。 SATが絶対の存在というエリート意識を持つ。 チーム最年少ながら仕事、訓練に対しても絶対に後れを取るまいとしている。 |
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香椎秀樹 | 大森南朋 |
隊長。 元SAT隊員で突一を務めており中丸の部下だった。 統率力・洞察力にすぐれており、「人を信じてこその警察」という信念をもとに、少数精鋭かつ個性派そろいの面々を指揮する、頼れる隊長。 |
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中丸文夫 | 高嶋正弘 |
SAT隊長で警視。 「日本の治安の死守」を第一義とする特殊部隊SATを率いる質実剛健な人物。 蘇我をはじめとするSAT隊員たちと絶大な信頼関係で結ばれ、自分たちが「この国の最期の砦」であると自負している。 |
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横川秋 | 土屋アンナ |
科学警察研究所主任研究員。 | ||
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棟方耕三 | 本田博太郎 |
ゆづるの祖父で、棟方ボクシングジム会長。 | ||
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神御蔵花 | 朝加真由美 |
一號の母で定食屋「まんぷく食堂」の女将。 夫が10数年前に病死してからは、女手一つで一號を育ててきた。 |
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天城光 | 菅原大吉 |
警察庁長官官房審議官。 | ||
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霧山六郎 | 近藤正臣 |
元警察庁次長でNPS創設者。 作家。 |
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正木圭吾 | |
コードネーム「M」。 世界の紛争から日本の一般市民にまで武器を流通させている。 |
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林イルマ | 新垣結衣 |
狙撃班狙撃手、巡査。 元陸上自衛隊特殊作戦群隊員。 蘇我伊織がSATに戻った後、次期狙撃手としてNPSに入隊。 |
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ポインター3号 | |
警備犬で梶尾の相棒。 |
あらすじ
第1話 俺は誰も死なせないその男の手は命の盾!第3の特殊部隊誕生
元ボクサーの神御蔵一號(向井理)は、都内の交番に勤務している。
そんなある日、新宿の雑居ビルで半グレ軍団と警察との睨み合い。
直ちにSATの出動命令、しかし人質がいることから待機せざるを得ない状況だった。
半グレ軍団のリーダー格が、窓から人質を突き落とす・・・。
その時、最前線にいた銃隊員が、人質を受け止めようと飛び出したのだ。
しかし、その人質はマネキンで、それに気づいた時には銃声が鳴り響く。
身動きが取れない他の銃隊員たちの中、盾2枚を結合して駆け出す者がいた。
それが応援警官として集められていた一號だった。
撃たれて負傷している隊員を守るように盾を構えるが、容赦ない銃弾が降り注ぐ。
そしてその頃、まだ公表されていない新設の特殊部隊チームが極秘に動き出す。
第2話 爆弾魔が銀行襲撃!掲げる信条の激突!
新設された特殊部隊チームNPSの結束のため、一號は合コンの幹事を任される。
一號は幼馴染の棟方ゆづる(吹石一恵)に合コンのセッティングをお願いしていると、1台のスポーツカーが・・・。
横川秋(土屋アンナ)とNPSの隊長の香椎秀樹(大森南朋)が、一號の母の店で「実験」について話を・・・。
そこに、都内デパートで爆発が発生したとの連絡が入る。
報告によれば、人為的な爆発、つまりテロの可能性があり、香椎は何か嫌な予感を感じていた。
翌日、銀行強盗が発生したとの一報が入り、NPSの指揮の元でSATが動くようにと官房長官から出動要請が出た。
SAT隊長の中丸文夫(高嶋政宏)は、新設部隊NPSの指揮下で動くことに納得できないでいた。
現場に潜入する作戦に、SATから蘇我伊織(綾野剛)を出すと中丸は言いだす。
そこで、一號と蘇我が初めてバディを組むことになる。
第3話 国際テロリストM上陸!我らこそ命の砦
全国にNPSの存在を周知させるため、TVのインタビュー取材を受けることになった一號。
特殊部隊に所属する人間が、カメラの前に顔を晒すことは、本来あり得ないことである。
創設以来、ひたすら身分を隠してきたSAT隊員たちは、複雑な思いでそのTVのインタビューを見ていた。
そんな中、NPSとSATが合同訓練を行うことになった。
合同訓練は1日目に「障害踏破訓練」、2日目は「エントリー訓練」が組まれていた。
号令と共に闘志むき出しで駆け出すその頃、訓練の人質役となっていた秋のもとに、M(オダギリジョウ)率いる国際テロリストの面々が忍び寄ってきて・・・。
第4話 最強の敵Mを倒せ!真のバディとなって
合同訓練初日の障害踏破訓練は、互いの維持と誇りをぶつけ合う壮烈な戦いとなった。
2日目のエントリー訓練の直前に、人質役を買って出ていた秋が、国際テロリストMによって拉致されるという事件が発生する。
息詰まる時間が流れる中、一號の携帯に秋からのメールが・・・。
添付されていた動画には、拘束され傷だらけでぐったりしている秋の姿と、銃を突き付けているMを名乗る正木圭吾が写っていた。
そして、正木が一號に対して「お前が一人でここに来い。」と。
一號と正木が真っ向からぶつかることに・・・。
果たして、正木の目的とは?
第5話 新たな仲間はスナイパー蘇我!善か悪か?悲しきテロ
SATから出向してきた蘇我の歓迎会を開いていた時、女子高生が睡眠薬で自殺を図ったという連絡が入る。
最近になって、自殺者の傍から「M」が使用しているのと同じ「ナイクラッド弾」が残されていたことが判明。
一連の事件と「M」との関連性が疑われていた。
自殺を図った女子高生は、ゆづるが勤める病院に救急車で運ばれてきた。
運ばれる女子高生の手から床に落ちた拳銃の弾をゆづるが拾い、ちょうど入院していた秋に見せた。
一命を取り留めた女子高生から話を聞くと、「神父」というハンドルネームの人物に辿り着いた。
NPSは「神父」の居場所を特定し、確保に向かうが・・・。
「神父」こと板橋満生(滝藤賢一)は交番に自首していた。
一號らは板橋から話を聞くが、その真意は・・・。
第6話 人質は息子!バスジャックから家族守れ
NPS隊員の古橋誠二朗(池内博之)の息子が、突然一人で山梨から訪ねてきた。
理由を聞いても黙っている息子に困り、一號の家に連れていく。
一號とゆづる、古橋たちは、近くの公園で遊ぶことに。
夕方になって、古橋の元妻が迎えに来るが、元妻の再婚話を聞いて古橋はショックを受けた。
高速バスまで見送りにきた古橋だったが、別れ際に息子から「大っ嫌い」と言われてしまう。
古橋の元妻と息子を乗せたバスが高速道路に入った頃、乗客の一人がリュックから鎌を取り出し・・・。
騒然とするバスの中で・・・。
古橋はこの危機を救えるのか?
第7話 警察官の息子の覚悟、家族のための突入
ハイジャックされたバスの乗客の中には、古橋の離婚した妻と息子がいた。
その頃、ゆづるの祖父が狭心症で入院することになり、ゆづると一號は不安な思いを抱えていた。
そこにNPS隊長の香椎からバスジャックの連絡が入り、古橋が自ら犯人との交渉を申し出る。
犯人の要求通り代替バスを用意し、一気にカタをつける作戦だったが、人質がいる状況のまま時間だけが過ぎていく。
息子の機転で、犯人の行き先の見当はついたものの・・・。
犯人の父親が説得を試みるが、犯人は体にダイナマイトを巻き付けていた。
この絶体絶命のピンチを、どのように切り抜けるのか?
第8話 誘拐事件の容疑者はNPS仲間の恋人!
NPS本部では、珍しく心ここにあらずの副官、速田仁(平山浩行)がいた。
驚いたことに、プロポーズの返事を待っていると言う。
速田には2年前から付き合っている保育士の恋人がいて、隊長の香椎だけが彼女の素性を知っていた。
そんなところに、身代金目的の誘拐事件が発生する。
被害者は、速田の恋人が勤めている保育園を卒園した少女だった。
早田は、恋人が最重要参考人になっていることを知らされる。
SIT捜査員の追跡で、被害少女の保護に成功したという報告を受けた。
NPSは身代金を受け取った男たちを確保するが、単なる運び屋であり、他に首謀者がいるという。
監視カメラの映像から、速田の恋人に逮捕状が・・・。
速田は、この事件を洗い直そうと「退職願」と書いた封筒を香椎に差し出す。
果たして、真の首謀者に辿り着けるのか?
第9話 新スナイパーは女
NPSに出向していた蘇我が、本人の強い希望でSATへ復帰することになった。
新たに配属が決まっている林イルマ(新垣結衣)は、元陸上自衛隊所属の女性だった。
刃物を持った男が元交際相手を脅し、地下トンネルに逃げ込んだとして、NSPのメンバーに出動命令が出る。
総距離500キロにもなる首都圏の大動脈の中へ、イルマも早速NPSのメンバーとして現場に向かう。
速田・蘇我チーム、一號・イルマ・梶尾竜一(高橋努)とポインターの二手に分かれて捜索が開始された。
遂に被疑者を追い詰め、一號が確保しようとするが・・・。
イルマの経歴を聞かされた一號に、イルマは、18年前のゆづるの両親を殺害した通り魔を射殺した警察官の娘だと告げるのだった。
最終話 全滅!さらばNPS・・・命をあきらめない
日本の各界の有力者10名を拉致した誘拐テロが発生した。
犯行声明から「M」こと正木が首謀者であることが判明。
そんな中、一號の母の定食屋に正木が現れ、一號に電話を入れる。
一號は動転し、駆けつけるとバッタリ正木と対面。
殴りかかるも、逆にカウンターをくらって気絶してしまう。
一方、SITの捜査員が潜伏先を特定し、制圧に向けてSATが出動する。
蘇我は狙撃ポイントでライフルを構えバックアップするが、何か違和感を覚える。
時を同じくして、都内のフォーラムで行われている演奏会で、マシンガンが放たれる。
会場の緊迫した状況が動画サイトで中継されていた。
そこには正木の姿があり、1時間後人質6名を殺害するという新たな犯行声明を出した。
SATが出動しているため、NPSが正木らの制圧を命じられることに。
隊長の香椎は、NPSの生みの親でもある「霧山塾」塾頭の霧山六郎(近藤正臣)の罠ではないかと疑うが・・・。
NPSの作戦が開始され、作戦は順調に思われたが・・・。
NSPの指令基地にいた隊長の元に、正木の手が伸びる。
果たして、国際テロリストを制圧することができるのか?
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