SPEC～零～『警察庁公安部公安第五課未詳捜査特別対策係事件簿』スペシャルドラマ【見どころ、主人公、登場人物】

人気ドラマ『SPEC』シリーズのスペシャルドラマ。

TVドラマのストーリー以前のエピソードが描かれています。

TVドラマでは、『当麻紗綾（戸田恵梨香）』が左腕にギブスという姿で登場しています。

その負傷した原因と、それに関わるスペックホルダー『一（ニノマエ）』との闘いが明らかにされています。

今回は、見どころを含め様々な視点からお伝えします。

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見どころ
あらすじ
注目すべきエピソード
主な登場人物
一緒に見たいシリーズ紹介

見どころ

連続ドラマでは描かれなかった当麻紗綾（戸田恵梨香）が左手を失うことになった事件、ニノマエ（神木隆之介）との因縁のはじまりなど、シリーズの原点となるエピソードが描かれた作品だ。

２０１０年に放送された連続ドラマ『SPEC　警視庁公安部公安第五課未詳事件特別対策係事件簿』。

当麻と瀬文焚流（加瀬亮）の二人がコンビを組み、予知能力や念動力など「SPEC」と呼ばれる特殊能力を持つ犯罪者に立ち向かう。

大ヒット「SPECシリーズ」は今もなお愛され続けている。

その「SPECシリーズ」のエピソード『零』は絶対見逃すことなかれ！

あらすじ

両親（佐野元春、石田えり）と弟を飛行機事故で無くした女子高生・当麻紗綾（戸田恵梨香）のもとに、警視庁捜査一課の近藤（徳井優）という刑事がやってきた。

あなたの家族はスペックを持つ者たちに殺された可能性が高い。

その数年後、刑事の道を選んだ当麻は、公安部公安第五課未詳事件特別対策係へ配属され、係長の野々村（竜雷太）に出迎えられる。

一方、ＳＩＴでずば抜けた身体能力を誇る瀬文焚流（加瀬亮）は、入山隊長（高嶋政伸）に代わり指揮を執ることを命ぜられる。

仕事ぶりを認められた瀬文は、捜査一課特殊犯捜査係、ＳＩＴ丙隊の隊長を任命される。

そんな中、地居（城田優）は両親を殺したのは当麻だという偽りの記憶をニノマエに刷り込む。

この日からニノマエは当麻を親の仇と恨み、命を賭けた戦いへと向かうことになる。

注目すべきエピソード

episode01【貪狼の回】

陽太とその両親はオーストラリア砂漠上空の飛行機内で「ファティマ第三の予言研究学会」を名乗る者たちに爆発を起こされる。

乗員乗客全員が死亡と報道され、陽太の姉・当麻紗綾は悲嘆に暮れる。

当麻のもとを近藤刑事が訪れ、事故は殺人事件の可能性があると告げる。

6年後の2009年、当麻はＦＢＩを経て「未詳」に捜査官として着任する。

episode02【巨門の回】

当麻は未詳に捜査官として着任し、野々村係長と共に「カーネルギルド」に属する石油系メジャー幹部たちの連続不審死事件を捜査する。

その頃、ニノマエ（一十一）が「カーネルギルド」の日本本部を訪れ、未詳が追う犯人のスペックホルダー退治を依頼される。

この国の「キング」だ！

実は、ニノマエの正体は陽太である。

しかし、地居の持つ記憶操作能力によって、当麻が家族を殺した犯人と思いこまされていた。

捜査中の当麻たちを見かけたニノマエは彼女を殺そうとするが・・・。

episode03【祿存の回】

実は、ニノマエの正体は陽太である。

しかし、地居の持つ記憶操作能力によって、当麻が家族を殺した犯人と思いこまされていた。

捜査中の当麻たちを見かけたニノマエは彼女を殺そうとするが・・・。

間一髪のところに当麻の友人ナンシーが現われ・・・。

episode04【文曲の回】

ナンシーはアメリカの予知能力者を経て、ニノマエによって当麻が襲撃されることを知る。

そこでナンシーは、当麻を助けるために日本に渡ったのだった。

未詳はニノマエの持つ SPEC の存在を初めて知る。

マイシスター、か・・・

episode05【廉貞の回】

ナンシーはニノマエの逆襲を受け、その SPEC によって自分の死の瞬間の画像データを当麻に送る。

当麻は野々村に励まされて奮起する。

一方、ディアブロはニノマエとの契約で、家と母親役を用意する。

母親役は、地居の SPEC によって記憶を塗り替えられていた。

また、当麻の記憶も・・・。

episode06【武曲の回】

当麻は記憶の欠落に不安を持ちつつも、不審死事件の犯人を特定する。

当麻は、ディアブロに襲いかかる犯人を確保ための作戦を・・・。

しかし、そこに現われたニノマエに邪魔をされ、目の前で犯人を殺害される。

当麻は怒りのあまり消されていたナンシーの記憶を思い出すし、左手の SPEC を発動させるがニノマエたちは逃亡してしまう。

episode07【破軍の回】

ディアブロを人質にニノマエを呼び出し、自身の SPEC を使って捕える作戦を立てた。

爆破装置と死後の世界から召喚されたナンシーの協力と共に、当麻は命賭けの闘いを挑む。

作戦を察知したニノマエが時を止めるが、既に失神してしまう。

当麻は、その失神したニノマエに手錠を掛けたが、ニノマエが目を覚まし・・・。

当麻の左手は切断され、逃走してしまう。

そんな中、野々村と当麻は奇妙な事件に巻き込まれた瀬文という刑事を知り、未詳へのスカウトを希望する。

主な登場人物

	当麻とうま紗綾さや	戸田恵梨香
	警視庁公安部公安第五課未詳事件特別対策係捜査官。高校生の時、両親と弟の陽太を飛行機事故で失う。京都大学理学部を卒業後、ＦＢＩでの研修を経て未詳に着任。左手に「死んだスペックホルダーを呼び出す」SPEC を宿しているが、そのことは誰にも明かしていない。
	野々村ののむら光太郎こうたろう	竜雷太
	未詳の係長。部下は現状のところ、当麻のみ。
	一にのまえ十一じゅういち / 当麻とうま陽太ようた	神木隆之介
	小学生の時、飛行機内爆発により両親を殺害される。陽太も死亡したものと扱われていたが、日本国外でニノマエとして生きていた。記憶操作により自分が陽太であるということを忘れ、両親を殺したのは紗綾だと思い込み恨んでいる。時間を止める SPEC を持ち「カーネルギルド」所属のスペックホルダーとなる。その SPEC の特性上、どんな人間でも一瞬で殺すことができるため、組織の人間たちを恐れず不遜な態度を取る。殺人そのものにもためらいがない冷酷さを持つ。
	地居ちい聖さとし	城田優
	自称・当麻の元彼氏だが、彼女には全く相手にされずストーカ扱いされている。「カーネルギルド」の一員で、記憶操作能力を持つ SPEC ホルダー。ニノマエの助手のような立場で付き添うが、実際はその記憶を操作して従わせつつ監視している。 SPEC には不完全な点があり、条件によっては消した記憶が甦ってしまうことがある。
	ナンシー大関おおぜき	Ｓｉｍｏｎｅ
	ＦＢＩ時代の当麻の友人。電子と会話できる SPEC を持ち、早見優の「夏色のナンシー」を歌いながら能力を発動し、あらゆる電子機器を離れた場所からでも自由に操ることができる。元は売春街におり、仲間たちに殺されそうになっていたところを紗綾に救われ、強い恩義を感じていた。
	上野うえの真帆まほ	川島海荷
	１３歳の中学生。父は内閣情報調査室（CIRO）の一員・上野彰彦。両親や弟とともに自動車事故に遭い３人は死亡、真帆自身は重傷を負い車椅子生活を送っている。
	ミスター・ディアブロ	大杉漣
	「カーネルギルド」の日本責任者。人身売買などの犯罪歴がある。
	当麻とうま天そら	佐野元春
	紗綾・陽太の父。小惑星探査機「はやぶさ」の制作に関わっていた、有能な科学者。「ファティマ第三の予言研究学会」からの誘いを断ったため、飛行機内で爆発を起こされ妻と共に死亡する。
	当麻とうま流夏るな	石田えり
	天の妻で紗綾・陽太の母。飛行機内で天と共に死亡。
	一にのまえ二三ふみ	篠原恵美
	組織によって用意されたニノマエの仮の母。記憶操作によってニノマエを実子であると思いこまされ、ごく平凡な親子として二人で暮らしている。
	瀬文せぶみ焚流たける	加瀬亮
	警視庁捜査一課ＳＩＴ所属の肉体派刑事。ある不可解な事件に巻き込まれた。（後のもう一人の主人公）